皮鯨珈琲碗 /沖塩明樹
皮鯨珈琲碗 /沖塩明樹
民藝の歴史が根付く街倉敷の民窯を代表する沖塩明樹さんによる古作のカップ&ソーサー。やや小ぶりで1杯のコーヒーにちょうど良いサイズです。
50年以上に渡りただひたすらに用の美を求めて日用雑器を作り続けてこられた沖塩さんの器は亡くなられて数十年経つ今もファンが多く、その健康的な美しさに溢れた器たちは今なお色褪せません。「茶碗やの兄さんで始まり、茶碗やのおじいで終われば十分だと思う今日このごろである。」という沖塩さんご本人の言葉があります。自らを主張することは一切せず、使い手のことをただひたすらに考え作り続けられた器たちはまさに民藝そのものです。
size : 〈カップ〉 Φ80 ※持ち手除く h70 (mm) 〈ソーサー〉Φ153 h25(mm)
※在庫は複数ございます。手仕事でつくられたもののため画像のものと比べて個体差がある場合が場合がございますのであらかじめご了承ください。
※欠けやニュウなどのダメージはございませんが使用による貫入などの経年変化がある場合がございますのでご了承の上ご検討ください。
※在庫は店頭と共有のものとなっておりますのでタイミングによっては完売している場合もございます。
※お使いのブラウザによっては実際の色味と異なって見える場合がございます。
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沖塩明樹 略歴
1929年 岡山県倉敷市にて生まれる
1948年 倉敷市羽島の羽島窯(小河原虎吉)に入門
1953年 兵庫県丹波立杭の奥田康博のもとで修行
1957年 愛媛県松山市の砥部祐工社にて工芸部責任者となる
1960年 倉敷市酒津の酒津堤窯にて武内晴二郎の助手としてロクロや石膏型の成形を手掛ける
1964年 京都の荒尾常蔵のもとで練上げの仕事を学ぶ
1964年 倉敷みなと窯を開窯し独立する
1983 酒津の地を離れ岡山県邑久郡牛窓町へ移りその地に寒風春木窯を移築する
2003 没